第25回 みどり教育セミナー「おとなの楽講」を令和4年11月5日(土)におゆみ野公民館で実施いたしました。
昨年度はZoomを利用し、メイン会場・サブ会場と分けての開催でしたが、本年度は参加者間の距離を保ち、換気、消毒など感染対策を行った上で開催ができました。
参加者は保護者・育成役員・公民館スタッフなど29名の参加でした。
講師 : 花澤佳子先生 臨床心理士 公認心理師
《思春期講座》子どもの思春期を心穏やかに迎えるために
~子どもの健やかな育ちに寄り添う~
人間はすべての動物の中で一番未熟な状態で生まれ、焦らず、ゆっくり、リアルで豊かな体験を通して30才位で一応脳の完成となる。その中で、思春期とは、子ども以上大人未満の、人類特有の移行期間と教えていただきました。
養育者にできることは、子どもの健康な心身作りで、大人として振る舞い、その姿を子に見せる事であり、養育者自身の健康や余裕が大切である。また、子どもはSOSを言語化できないので、問題行動や、身体症状などで読み取れるように関わっていく必要がある。
さらに、思春期はホルモンバランスが変化するので、イライラしたり、言動が攻撃的になったりするが、親はそれを「ホルモンの影響」と受け止める事も大事である。
他にも、思春期の子どもの変化、子どもとの関わり方や発達等沢山のお話を聞くことができました。
花澤先生からおすすめの本を沢山紹介していただきました。見えにくいものもありますが、気になる方は本屋さんで探してみて下さい。
健全育成部
花澤先生からご紹介頂いた本